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アクセス数にあくせく 西田敏行氏への中傷は許されない [社会]

自戒の意味も込めて、ネットに記事や情報を載せるのであれば、責任が伴う事を常に自覚すべきであろうし、ネットに散乱している様々な情報を鵜呑みにしてはならない。最近益々、若者のTVや新聞等のマスメディア離れが激しく、彼らの情報源はスマフォのSNS等からが多い。彼らに言わせれば、中高年向はマスメディアに洗脳されており、信用出来るのはSNS等からの情報であるという。要するに、手垢の付いたマスコミの情報など規制があるので、視聴者や読者をある方向に誘導する為のものに過ぎないという。それに比べて、SNSは規制が無いので包み隠さず最新の情報が手に入ると言う理屈である。だが、今のTVや新聞等よりもSNS等の情報が正しい、と言うのはとんでも無い誤解であるし、さも裏情報をいち早く手に入れたような気になっているけれど、その情報を他人に伝えられるのか?を考えて頂きたいし、伝えるのであればその情報に責任を持つべきであろう。そうでなければ、デマの片棒を担いでいるに過ぎないし、その罪は想像以上に重い。私は、署名が無い記事や情報は参考程度にしている。


「産経ニュース」から引用させて頂く。”俳優の西田敏行さん(69)を誹謗中傷する記事をインターネットのブログなどでまとめて拡散し、所属事務所の業務を妨害したとして、警視庁赤坂署は5日、偽計業務妨害容疑で、中部地方に住む40代の女ら男女3人を書類送検した。事務所や捜査関係者への取材で分かった。女の送検容疑は昨年5月ごろ、ネット掲示板や雑誌などから、西田さんが「違法薬物を使い、日常的に暴力をふるっている」などという内容の記事をまとめて自身のブログに転載して広く周知し、同7~9月、所属事務所の業務を妨害したとしている。赤坂署は実際には薬物などの使用の事実はなく、書き込みは虚偽の内容だと判断した。女は「人の興味を引くような記事を掲載して閲覧数を伸ばし、広告収入を増やしたかった」などと話しているという。赤坂署は同様の目的で自らが管理するウェブサイトなどに中傷記事を転載したとして、別の60代の男と40代の男の2人も同容疑で書類送検した。西田さんの事務所は昨年8月に同署に被害届を提出、ホームページに「書き込みは全くの事実無根。刑事、民事の責任追及を進める」などとする告知文を掲示していた。”


つまり、この事件は自分のブログのアクセス数を増やす為にネットや雑誌からいい加減な情報をまとめて自身のブログに転載しただけで告訴されたのかも知れない。もしそうであれば、他人のデマのとばっちりを受けた事になるのだが、そうではあるまい。デマをより膨らませた結果なのであろう。この3人が”朝日新聞”では”中部地方の40代の女、都内の60代の男、新潟県の40代の男”と住所が詳しく紹介されていた。私は、この3人の住所を載せた記事を信用しているし、万が一間違っていたとしても、引用先を書いてあるので私に責任は無い。けれど、朝日新聞は記事内容が間違っていれば、訂正記事を載せるであろうから、私は自分が引用した記事に、朝日新聞の訂正文を引用掲載する責任はある。今、ネットではこういった根も葉も無い情報(?)が散乱しており、通りすがりにハンドルネームで書き込むので、自分の書き込みに責任を持つ気もないのだろう。これに反してブログはハンドルネームではあるけれど、記事への責任は免れないし、コメント欄もあるので迂闊な事は書けないし書かない。又、日本人の悪口になってしまうが、顔や実名がバレなければ無責任な発言をしてしまう傾向があり、陰口を叩くのは上手いのだが、いざ聴衆の面前で発言してみろと言われると、こそこそと逃げ出してしまう。私はネットで発言をする事の責任を、この事件で再認識させられた。もっとも、私のブログのいい加減な記事内容などを他人に話す人などおいでになるまいし、さらっと読んでさらっと忘れて下さい。「我が素顔 ブログに載せる 勇気無し」
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