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ファミレスのストレス [料理]

熊本のファミレスが店内の入り口や各テーブルに置いた貼り紙が話題になっている。貼り紙の内容は「勉強されておられる学生の方々へ」の題で「他社は施設内において勉強等を禁止しているところもあるけれど、私どもは学生の皆さんを応援し、 勉強等もしていただいてもかまわないと考えております」との前置きに続いて「ファミレスとはお食事をする施設である事。つまり、お食事をされるお客様を最優先として考えていただきたいと考えています。お食事をしにご来店されたお客様がお食事が出来なく、 帰っていかれることもしばしばございます。また、お勉強されることに関し、不快に思われるお客様もおられます。『お食事されるお客様それぞれに快適な環境で美味しい料理を提供したい』 私達はその一心でございます。 何卒、ご理解いただきます様、よろしくお願い致します」とあったが、正論だ。何故、学生食堂では駄目なのだろう?


こういった客への対応として、料理が全て揃った事を確認した際に1時間でお帰り願うようなシステムにしてはどうだろうか?昼食時など30分でも良さそうな気もするし、ピークを過ぎたら2時間迄とか臨機応変にすべきではあるけれど、繁忙時にドリンクバーで数時間もねばる客には有効だと思う。しかし、私の案は採用されないだろうと思う。何故なら「お客様は神様だぞ!」と勘違いしている客が多すぎる。こんな学生客などには「お帰り頂けませんか?」と言いたいのだが、大手チェーン店などは本社にクレームが行ってしまうので出来ないのだろう。個人経営のお店でも困った客に「二度と来るな!」と言うのは難しい。変な評判が立ってしまうので、腹に据えかねても何も言えないのだろう。サービスを提供する側とされる側に上下関係は無い筈なのだが、される側が威張るようになってしまった。私は学生時代に東京駅丸の内口の喫茶店でアルバイトし、店側の事情が良く判るようになった。例えば、繁忙時は店もてんてこ舞いなのでレジに行く時は誰かが向かう迄待っている事が多い。こうすれば、店側もレジに度々立たなくてすむ。なので、レジの前で個別で支払いを始める女性客のグループなど論外である。テーブルを立つ前に一人が全員のお金を集めておけばすぐ済む事なのに、挙句の果ては奢る奢られないで揉めていたりする。後ろに並んでいる客への配慮も無い。


私がファミレスがあまり好きでは無い理由だが、一つは来店されているご家族が我が家の延長であるかのような振る舞いをする事が不愉快、これはファミレスに限った事ではないが特に目に付く。もう一つは価格設定が中途半端であまり美味しくない上に、たまに食器に不衛生を感じる。それでも孫が遊びに来た時など安くて便利なので、たまに利用させて頂いてはいる。冒頭で問題になったファミレスで勉強している学生だが、本気で勉強したいならばファミレスは不向きであるし、お店の雰囲気も壊してしまう。そういう学生にこそ勉強よりも「羞恥心」を学んで欲しいのだが「何て読むの?どういう意味?」と訊ねられそうだ。レストランでメニューを見ながらなかなか注文が決まらない女性客にウェイトレスがイライラしていた。結局決まらず「何が一番早く出来るのかしら?」の女性客の質問に、ウェイトレスは「早く注文するのが一番ですね」


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