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あきはばら?あきばはら? [雑感]

アキバの昔話です。
背が低く、小太りで、眼鏡の独り歩きの若者が多かった街。
買い物に行くと同類が一杯いてほっとした。今はメイドが冥土に誘う。

駅前の壁を利用した”いすず”というラーメン屋があった。7席位の激狭店。
メニューは普通か大盛りのみ、自動販売機で食券を買って行列に並ぶ。
調理場から店員が待っている客にあごをしゃくって食券を見せろ、のサイン。
内心むっとした。麺ゆでのお湯もなかなか変えなかった。でも、美味かった。



おでんの缶詰を自動販売機で見た時も驚いた。不味かったのにはもっと驚いた。
駅の近くに牛丼屋があった。料金後払いの店なので多分吉野屋。いつも混んでいた。
食べていると、店員が忙しい隙を狙って食い逃げしようとする若ぞうがいた。
「お客様、380円になります!」、又かよ、とうんざりした声だった。

同僚がカタログと雑誌を持って「パソコンを買うので、相談に乗ってくれ」と言う。
良くこれだけ集めたもんだと関心しながらアドバイスする。(私は電気が専門職)
相談が何日も続き、だんだんウンザリしてくる。どれを選んでも一長一短。
やっと、彼も納得の機種が決まり「今度の日曜日、秋葉原に買いに行く」と言った。
月曜日、「買って来た?」と聞く。「勿論、でも機種が違うんだ。」(えっ!)
「目的の店に行く途中、ある店で目に入った機種があり滅茶苦茶気に入ったんだ。」
この野郎!散々人にアドバイスさせといて!
買って来た機種をこき下ろし始めたら、涙目になって来たので許してやった。

秋葉原は、買ったら脇目もふらずに帰るのが鉄則。他店を覗くと必ず後悔した。
大きな荷物を汗だくで運んでいる人も良く見かけた。買ったらその日に使いたい。
プリンターとか、スピーカーとか、さすがに冷蔵庫は見なかった。(あたりまえ)

路上で乾電池8個位を直列に並べてノートパソコンの電源にしていた奴がいた。

駅前の店頭実演販売も面白かった。売ってる物は大抵、包丁などのキッチン用品。
見ている客は親父ばかり、それも足はこんなの見てる場合じゃない、の方向。



駅前には様々な部品を扱う狭い店と愛想の無い親父。お店と客のバランスも無い。
客が部品の型番を間違えると、「そんな部品ない!」と怒られていた。
あげくは、回路図を取り上げられて「こんな回路で動くわけねえじゃねえか!」
学校の先生も良く買い物に来てた。多分教材に使うんだろうが、所詮文科系、
「電球ってどうやって光らせるの?」あまりの無知に生徒が心配になった。

上野方面に足を伸ばせば、お買い得が多かったがやばいのも多かった。
ある店に入ったら、背後で店員が怪しい動きをしている。
さっきまで店頭にあった目玉商品を店の奥のカーテンに隠していた。
多分、モザイクやコピーガードを消せるビデオデッキとかそんなんだったんだろう。
取り締まりの刑事に間違われたようだ。どうせおいらは眼つきも悪いですよっと!。
カーテンを開けてやろうと思ったが、メイドの着替中を覗いた罪で警察に突き出さ
れる罠にはまりそうなので止めた。

街を歩いていると大きな声で会話している人達。でも、何言ってるのか解らない。
韓国人、又は中国人だと言う事にやっと気が付く。傍若無人という言葉を思い出す。
同時に大阪を連想。関西の秋葉原、日本橋(にっぽんばし)のでんでんタウン。
でんでんのネーミングのセンスに脱帽。今度大阪に行ったらいっぺんイコカ!



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