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防災グッズに「消える魔球」? [教育・生活]

9月1日は「防災の日」だそうである。1960年に内閣の閣議了解により制定されたそうで、何故9月1日なのかと言うと、1923年9月1日に発生した関東大震災にちなんだものである。ネット記事に”「自家発電自転車」から「消える魔球」まで!防災グッズ最前線とは”の見出しがあり、「消える魔球」が気になった。例によって”livedoor'NEWS”の記事を参考にさせて頂く。「消える魔球」の正体は”地震の二次災害として発生しやすいのが火事。火災の初期消火にお役立ちなのが、この「消える魔球」です。なんとも男心をくすぐるネーミングですが、いたって真面目なアイテムでソフトボール大の赤い球の中に消火液が入っており、消火器の使い方を知らない人も使えるのがポイント。”私が見て感じたのは、赤いボール型容器が壊れやすいと地震で割れてしまうので、そこそこの強度はあるのだろう。なので、男性がある程度の力で火元に投げつけなければ割れない。しかし、女性がパニック状態で、火元めがけて投げられるか?床を転がして不発にならなければ良いが、と思ってしまった。値段も2160円と結構高いのも主婦に嫌われそうだ。次の「自家発電自転車」なのだが”自転車をこいで発電ができるので、携帯電話などの充電にとても便利です。ノーパンクタイヤなので、パンクや空気入れの心配がなく、道路状況が悪い災害時にも安心して乗ることができます。街乗り自転車として普段から使える点も魅力です。約8mの走行で携帯電話約3分の通話時間相当の電気を発電。普段は電動アシスト自転車として使用可能です”。値段は18万5千円と高く、約8mとあるが8Kmの間違いではあるまいか?私ならば「手回し発電機」を買う。安いし、懐中電灯やラジオ付きの製品もあるし、「手回しが良い」という言葉通りの防災グッズである。


「消える魔球」や「自家発電自転車」よりも、優先順位が高いのは「食料」「水」「トイレ」である。この記事で紹介されていた「食料」は”NASAが開発した特殊な技術で作られている25年備蓄が可能な「サバイバルフーズ」、1缶1728円~。「高度なフリーズドライ技術で、お湯または水で戻すだけの簡単調理。おいしさはもちろんのこと、合成保存料は使用してないため、安心してお召し上がりいただけます」。クラッカーと1番人気のチキンシチューをいただいてみました! シチューは彩りが美しく、ポテトのほくほく感がたまりません。クラッカーは厚みがあり、しっかりお腹にたまります。”なのだが、これを1日3食たべると5千円以上で、普段は粗末な物を食べ、災害時にご馳走を食べる事になってしまう。これでは災害が待ち遠しくなりそうだ。次に「水」だが、これもNASAが開発した「インスタント水の粉」、1袋1200円、この袋に2リットルの水を注ぐと、1リットルの水が出来る(冗談です、騙して御免)。やはり水は「ペットボトルに入った長期保存が可能な災害備蓄用の保存水」しか無くて、”15年保存が可能なミネラルウォーターが2L×6本入りで4104円”、これならば安いウィスキーが買えるし、15年どころかもっと長持ちする。もっとも、飲もうとしたら誰かがとっくに飲んでしまっている可能性が高いので、防災グッズには不向き。「トイレ」はプライドを捨てれば、どうにでもなるので省略する。


”我が家には防災グッズなど無いが、その代わりに「防災グッズ」を準備している友人を何人か知っており、盆暮れの付け届けは欠かさない”という笑い話があったが、納得出来る部分もある。私も「なるようになるさ」と思っているのと「自分だけ備えてもなあ」という思いが頭の片隅にあるし、近頃頻発している大災害もニュースで見ていると救援物資が避難所に届く。なので、とにかく避難所まで逃げて来る事が出来れば助かる。それでも自然災害ならともかく、北朝鮮の核ミサイルなどにはお手上げだろう。早急にこの不安と緊張から解放して欲しいが、子供じみたトランプ大統領と米国の子分に過ぎない日本政府では無理か。「核シェルター 入ったけれど 出られない」


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LargeKzOh

 我が家は横浜市の北部・丘陵地帯にあります。
 一方、行きつけ居酒屋の常連は鶴見川支流沿いの戸建ての方が多いので、いざっ!と言うとき、我が家が一次避難所(?)としております。

 そんな訳で、水(PETボトル)、乾パン(大型缶詰)、各種缶詰、救急箱、懐中電灯(今時こんな用語で良いのか?)、乾電池一式・・・等を常備しています。
 この間、中を覗いてみたら5年前に消費期限を過ぎていた乾パンが出てきましたが、味は落ちていませんでした。
by LargeKzOh (2017-08-28 11:28) 

tonnura0919

「備えあれば憂いなし」と言いますが、備えは過去の経験から「これ位あれば大丈夫」なのだと思います。昨今の自然災害をニュースで見ていますと「今まで経験した事も無い..」という言葉が災害に遭われた方から頻繁に出て来ますので、私は諦めの境地で何の備えも有りません。普段、消費期限を死守(?)している人が災害に遭い、備えてあった食料品を食べようとしたが、消費期限が切れていたので餓死を選んだ、などと不謹慎な想像をしてしまいました。

by tonnura0919 (2017-08-28 18:20) 

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